和田愛香ひとり芝居「幸劇開始ーコウゲキカイシー」9月30日、無事に公演を終えられました!
はじめて自分でイチから立ち上げた公演でした。
何をどう始めればいいのか分からない、でもとにかくやろう、やってみなければ分からないと見切り発車で動き始めました。
まず気付かされたのは、自分で選択して決めることの難しさでした。会場も日にちも、タイトルも内容も、お手伝いしてくださる方へのお願いや、様々な交渉や相談、制作などの裏方も、全部自分で決めて行動しなくてはいけない。そういったことは、自分にとっては苦手な事で、誰かに甘えていた部分だったと反省しました。
お芝居の方も、最後の最後までうまくいかないところがあって本番当日までグルグル悩み続けました。
でも、開場して袖に待機しお客様の声が聞こえてきた時に、とてつもない喜びが、心と身体に溢れてきました。
一人芝居の稽古の時は、基本的にはやはり全くの一人で、楽しいけれど、時々孤独と不安が襲って来ます。
でも、誰かに自分のお芝居を見て頂ける、それぞれの大事な時間とお金をかけて見に来てくださるという事の重大さを感じ、絶対にこのLIVEで何かをお届けしたいと思いました。
見て下さる方がいるというのは本当に幸せなことだと、一人芝居を始めてから特に強く感じるようになりました。
体力的にも精神的にもヘロヘロになりながらも、何とか自分が力を出し切って最後までやりきれたのは、見に来て下さったお客様、お手伝い下さったスタッフの皆さま、励ましのメッセージで応援してくださった方々、チーム劇励の皆さま、いつも側で応援してくれる家族、本当に皆さまの支えがあってのことでした。
自分一人では何もできない。沢山の方の励ましや支えがあってはじめて舞台に立つ事ができるという事を、この先もずっと忘れないようにしたいです。
あらためてこの場で感謝の気持ちをお伝えさせて頂きます。
名前をあげきる事ができない沢山のみなさま、本当にありがとうございました。
こうして巡り会えた事、そのご縁に感謝致します。
まだまだ足りないところの沢山ある未熟な自分ですが、ここから役者として、人間として心を磨いて成長していきます。
今回のLIVEは終わりましたが、いまここからが本当の「幸劇開始」です!
暗く理不尽に溢れた世の中、そんな中で少しでも世の中を明るくしていくために、世界の片隅から劇でメッセージを叫んでいけるような役者を目指して、これからも全力疾走していきます!🏃♀️
どうぞこれからもよろしくお願い致します。
本当にありがとうございました!!
劇中写真 阪上恭史さん